甲種消防設備士第4類■暇っちょの独学例(甲種消防設備士第4類)
1.消防設備士第4類とは? 消防設備士第4類の資格は、自動火災報知システムについての知識が問われる資格です。これを取得すると、多くの建物で使われている自動火災報知システム、火災報知器といった機械の点検をすることが可能となります。業務として扱うためには、この資格が必要となります。 これは、乙種、甲種とあり、乙種はそういった点検が出来るようになる。甲種は点検が出来る事に加えて、設置工事をする為に必須の資格となります。 電気工事の作業者の方、ビル管理・メンテナンス、消防士の方がこの資格を活かして業務されてると聞きます。 2.消防設備士第4類の試験内容 乙種、甲種共に筆記試験、実技試験があります。 筆記試験は4択で1個選ぶタイプです。 実技試験は作業ではなくて、筆記になるんですが、選択の問題もありますが、直接回答を記入するもの、甲種にいたっては、製図、系統図の図面の問題があります。 3.暇っちょが使ったテキスト 私が使ったのは、職業訓練の授業でも使った下の本になります。本は約400ページ以上あり、詳しく書かれてます。他の教科書と比較しても、それなりの説明がされており、しっかりとしたものだと思います。私にとってつかいずらく感じたのは、まとまり感が悪く、同じ事をテキスト内のいろいろな所で書いており、模擬問題を解いてる最中に、調べようと思ってもどこに書かれてるかが探しにくいです。内容は網羅されてるが、まとまり感に欠けるという印象を持ちました。 甲種、乙種共に下の1冊で網羅できてると思います。テキストにはこれを使い、問題集として、1冊やりました。これは購入せずに職業訓練で一緒に勉強してた人より借りました。
4.合格までの勉強時間 私は、実際には10月の頭にはテキストを購入して、乙種の試験を12月に受験を予定してました。毎日2~3時間勉強を30日くらいしたときには、それなりの把握ができており、乙種であれば、6割前後で合格できたのではないでしょうか。しかし、甲種を受験できると分かり、12月の試験を止めて、1月の香川での試験に申し込みました。12月で乙種がぎりぎりとすれば、それ以降は主に製図、統計図について勉強し、その後練習問題をやってました。 1月からになってからは、授業でもやってくれてましたので、仕事をしながら勉強してる方と比較すると、余裕を持って勉強できたように思います。 5.勉強の仕方 私は、職業訓練をするまで電気等の勉強はほぼ皆無でした。中学程度の理科は習いましたがオームの法則以外覚えてません。 最初は上記でも紹介したテキストを読むのですが、最初の電気関連の計算問題は説明も少ない為、非常に難しく感じました。インターネットで類似問題+解き方の解説があるものを探して勉強しました。2回ほどやれば、電気の部分は大体取れるようになりました。 消防設備士の一般法規については、最初はわからなくてもどんどん読んで全体の大雑把な流れをつかんでいくようにしました。とにかく数字部分では紛らわしい物もあり、覚えにくく感じました。しかし、テキストを2回、3回と読むうちに、理解度はぐんぐん増えて行ったように思います。 自動火災報知機、火災関係の法令についても、どうように難しいです。単に暗記というよりも、全体像が想像できるようになって、初めて詳細も見えてきた所がありました。なので、ここも何度も読み返しました。 <実技> 工具や実機の写真があり、その名称と用途が何かを答える問題もあり、縁がない人には写真だけで判別は難しいかもしれません。特に火災報知器は外見だけではわかりづらいかもしれません。なので、写真をみてひたすら覚えていく感じになります。実物を見る事ができれば、さらに理解が深まると思います。 <甲種について> 製図、統計図が1問ずつでます。乙種の範囲で覚えた知識を図面に反映していく感じになります。図記号も覚える必要があり、ある程度慣れてくるまで時間がかかります。1~2時間/日を1カ月程度みるといいと思います。私は製図、統計図を学ぶ事で、火災関係の法令の復習になりました。 6.私の感想 素人でも、しっかりと勉強すれば、毎日1~2時間で3カ月くらいあればいけるのではないでしょうか? また、都道府県によって受験の時期も違うので、不合格だったとしても、すぐに申込む事も可能です。私も、高知で受験をやめて、香川でしました。そのように日程調整しやすいのもこの資格のポイントかもしれません。 クリックお願いします! サラリーマン投資家 ブログランキングへ にほんブログ村 ジャンル別一覧
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